多肉植物 ラウイの特徴と育て方|初心者におすすめの白いエケベリア
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多肉植物 ラウイの特徴と育て方|初心者におすすめの白いエケベリア

7/24/2025, 5:26:01 PM

多肉植物 ラウイの特徴や育て方を解説。白い粉をまとった美しいエケベリアの管理方法、水やり、増やし方まで初心者向けに紹介。

Table of Contents

多肉植物 ラウイは、白い粉(白粉)に覆われた美しいロゼット形の葉が特徴のエケベリア属の多肉で、メキシコ原産の希少で人気の品種です。

この白粉は日焼け止めの役割を持ちますが、触れると取れるため取り扱いに注意が必要です。

育て方は明るい日陰や風通しの良い場所を好み、水やりは春と秋の成長期に土が乾いてから、夏冬は極力控えます。

通気性の良い土と鉢を使い、1年に1回の植え替えで健康に育てられます。

増やし方は葉挿しや子株の分離が簡単で、初心者にもおすすめです。

よくある問題として葉焼け、徒長、根腐れ、虫の発生などがありますが、環境と水管理を見直せば対応可能です。

質問

回答

多肉植物 ラウイの白い粉は触っても大丈夫ですか?

触ると取れるので、葉にはできるだけ手で触らないでください。

ラウイの水やりの頻度はどのくらいがいいですか?

春と秋は土が乾いてから、夏と冬はほとんどあげないでください。

ラウイは室内でも育てられますか?

はい、明るい窓辺なら室内でも問題なく育ちます。

葉がしぼんでいるのはなぜですか?

水が足りないか、逆に根腐れしている可能性があるので確認が必要です。

ラウイを増やすのは難しいですか?

葉挿しや子株で簡単に増やせるので、初心者でも挑戦しやすいです。

多肉植物 ラウイの特徴:白い粉をまとった美しいロゼット

多肉植物 ラウイは、その真っ白な葉に覆われた外観が最大の特徴。

葉全体に薄く粉を吹いたような白い覆い(白粉)があり、他のエケベリアとは一目で見分けがつく。

この白粉は自然の日焼け止めのような役割で、強い日差しから葉を守っている。

主な特徴のまとめ

  • 学名:Echeveria laui
  • 原産地:メキシコ(オアハカ州)
  • 葉の形:丸みを帯びたロゼット状
  • サイズ:成熟すると直径10〜15cmほどに成長
  • 生育時期:春と秋がメインの成長期

ラウイは原種のエケベリアの中でも特に人気があり、コレクターの間でも高評価。

白粉の量や葉の形には個体差があり、実生で育てると一つ一つ違う表情が楽しめる。

白粉の注意点

この白い粉は触ると取れてしまうので、葉に直接手で触るのは避けた方がいい。

粉が剥げると見た目が悪くなるだけでなく、紫外線から葉を守る機能も低下する。

取り扱いの際は鉢部分を持つ、または清潔なスポンジを使うのがおすすめ。

項目

内容

分類

エケベリア属 原種

花期

春から初夏

耐寒性

0℃程度まで可(長時間の霜は注意)

人気の理由

希少感・美しい白・育成の面白さ

ラウイは見た目の美しさだけでなく、多肉植物 とは どういうものかを知る上でもおすすめの品種。

関連記事で多肉植物の置き場所選びも解説しているので、育てやすさを高めたいなら参考に。

エケベリア ラウイの基本的な育て方と環境設定

多肉植物 ラウイは丈夫なエケベリアだが、環境設定を間違うと成長が悪くなる。

基本のポイントを押さえれば、室内でも屋外でもしっかり育つ。

置き場所と光環境

明るい日陰から半日陰が基本。

直射日光は夏場は厳禁。葉焼けの原因になる。

春や秋は午前中のみの直射なら問題ない。

室内の場合は窓際など、日光がしっかり当たる場所が最適。

多肉植物の置き場所選びで詳しく解説している。

適温と季節管理

  • 生育適温:10℃~25℃
  • 耐寒温度:0℃まで(霜が降りないなら外越し可)
  • 耐暑温度:43℃まで(風通しが重要)

冬は室内に入れたり、多肉植物 寒さ対策をしっかり行う。

夏は蒸れないように風通しのいい場所へ移動。

通気と風通し

ラウイは湿気に弱い。

鉢と鉢の間を空けて、空気が流れるように配置。

室内ならサーキュレーターを使うと◎。

環境設定のチェックリスト

項目

設定の目安

明るさ

明るい日陰~午前中の直射

風通し

常に空気が動く場所

冬の管理

0℃以下なら室内へ

夏の管理

直射日光を避け、蒸れ防止

適している場所

ベランダ、窓辺、明るい屋内

エケベリア ラウイの育て方 初心者 室内 に不安があるなら、多肉植物 育て方 初心者 室内も参考に。

多肉植物 ラウイの水やりと土の選び方

多肉植物 ラウイは乾燥に強いが、水やりのタイミングと土の質が育成のカギ。

間違えると根腐れや枯れの原因になるので、基本をしっかり押さえる。

水やりの基本

春と秋の成長期には土が完全に乾いてからたっぷりと水やり。

夏と冬は休眠期に近いので、水を極力控える。

特に冬は1か月に1回程度の少量の水で十分。

鉢底から水が出るまで与え、受け皿の水はすぐに捨てる。

季節ごとの水やり頻度

季節

水やり頻度

注意点

春(3~5月)

2週間に1回程度

土が乾いてから

夏(6~8月)

月1回以下(高温時)

蒸れ・腐れに注意

秋(9~11月)

2週間に1回

成長期なのでしっかり

冬(12~2月)

1か月に1回程度

寒い日は避ける

土の選び方

水はけのいい多肉植物専用の用土を使う。

市販の多肉・サボテン用土でもOK。

自分で配合するなら赤玉土(小粒)6:軽石3:鹿沼土1が基本。

詳しい配合は多肉植物 土 配合 割合で紹介。

鉢底には鉢底石を敷いて、さらに水はけを良くする。

鉢の選び方

プラスチックより陶器や素焼きの鉢がおすすめ。

通気性が良く、土の乾きも早くなる。

サイズは今の株の大きさより少し大きめがベスト。

初心者は多肉植物 鉢 おすすめ 初心者をチェック。

ラウイは根が細いので、土が長時間濡れたままになるとすぐに腐る。

水やりと土の管理をしっかりすれば、長く健康に育つ。

増やし方と植え替えのタイミング|初心者でもできる管理

多肉植物 ラウイは葉挿しから増やせるので、初心者でも挑戦しやすい。

植え替えも年に1回程度でよく、手間はほとんどかからない。

増やし方:葉挿し

健康な葉を下からそっと外す。

取れた葉は1週間ほど乾燥させ、カット面を完全にふさぐ(コールス)。

その後、用土の上に葉を平らに置き、明るい日陰に保管。

数週間で根や芽が出始める。水は土が乾燥したら少量だけ。

小さな苗がしっかりしてきたら、小さな鉢に植え替える。

詳しい手順は多肉植物を増やすで解説。

増やし方:子株の分離

ラウイは経年で横から子株を出してくる。

子株が親から離れてきたら、スポッと外して独立させる。

外した子株も1週間ほど乾かしてから土に置く。

根が出たら通常管理に切り替える。

植え替えのタイミング

  • 目安:1年に1回、春または秋
  • 根が鉢から出ている
  • 土が固まっている
  • 成長が止まっている

特に問題がなければ無理に植え替えなくてもOK。

多肉 植え替えの注意点も参考に。

植え替えの手順

  • 古い土を軽く落とす
  • 傷んだ根はハサミでカット
  • 新しい多肉用土に入れる
  • 3日後から少量の水やり開始

管理のポイントまとめ

項目

対応

増やし方

葉挿し or 子株分離

適した時期

春~初夏、秋

植え替え頻度

1年に1回

根の処理

傷んだ部分はカット

水やり開始

植え替え後3~5日後

植え替え後は直射日光を避け、新しい環境に慣らす。

よくある問題と対策|トラブルに強い育成のコツ

多肉植物 ラウイは丈夫でも、環境や管理でトラブルが起きる。

よくある症状とその対処法を知っておけば、すぐに対応できる。

葉がしおれる・しわしわになる

原因は乾燥か根腐れのどちらか。

土が乾いていたら水不足。数日後に水やり。

土が湿っているのにしおれているなら根腐れの可能性。

その場合は植え替えで根を確認し、腐った部分をカット。

白粉が取れる・葉が傷む

ラウイの白粉は触ると簡単に落ちる。

手で触ったり、水洗いしない。

葉が落ちた場所から新しい芽が出ることもあるが、基本は保護。

下の葉が枯れる

下葉が少しずつ枯れるのは正常。

成長とともに古い葉は自然に枯れる。

すべての葉が枯れる、または急速に枯れる場合は水やりを見直す。

虫がついた場合

  • コナカイガラムシ:葉に白い粉のような虫。綿棒でアルコール除去。
  • アブラムシ:新芽に発生。水洗い or インセクトソープ使用。
  • ハダニ:葉の裏に小さな点々。乾燥時に発生しやすい。加湿と駆除剤。

早期発見が大事。定期的に葉の様子をチェック。

環境による異常

症状

原因

対策

葉焼け(茶色い斑点)

夏の直射日光

遮光ネット使用 or 場所移動

徒長(茎が長く細い)

光不足

明るい場所へ移動

葉が落ちやすい

水のやりすぎ or 触りすぎ

水やり見直し、触らない

色が抜ける(白すぎ)

日光不足

適度な光に移動

冬場の水やりは要注意。多肉植物 冬場 水やりの注意点を確認。

外で育てるなら多肉植物を冬に外に放置してもいいですかも参考に。